ご自分で調整することができれば、お草履を快適にお履きいただけます。いつでも気持ちよく履いていただけます。


鼻緒を留め直すことで、履きやすく調整できます。

もう鼻緒の調整で,調整しきれない場合には、底の芯縄を調整することになります。ちょっとやっかいですが、気持ちよく履けるようになったときの喜びは、ひとしお…です。ぜひ、お試しください。

芯縄(ヒモ)を縛り直します。

じめに、角鋲(ホチキスの玉のような)を外します。ベロを持ち上げると、写真のような芯縄が見えます。
一度ほどきます。(そのまま絞れたら、そりでもOKです)そして、しっかり縛り直します。これだけです。履く方に合わせて調整してください。


縛り方のポイントは、二重巻きで仮止めして、足に合わせて、よかったら、さらに、もう一度縛るようにします。


★芯縄は、回転座金の心棒をまたぐよう(重要)にして,しっかり縛るように
 してください。
★縛ったら、しっかり絞るためには、▶前緒の引き上げが必要になります。




後ろも同じように縛ります。


前と同じように,角秒を外して,フタを開けます。写真のように縛った状態が見えます。履いていて、滑るような感じのときは、こちらを絞ります。びっくりするくらい履き心地が代わります。


芯縄は、手で縛りますが、ほどいたりするときには、くじり…という道具があると便利です。日曜大工店でも売っているようです。



★縛る方法は、職人によって少し異なります。後ツボは、全部ほどかずに、
 芯縄をほぐすようにしたら、絞るようにして締めることをおすすめします。






痛いところを調整□□□きつい鼻緒を調整□□□ゆるい鼻緒を調整

ポイントは、しっかり。

下駄・お草履のすげをはじめて、20年ほどになります。うまくいった!!…と思えるすげは、それほど多くはございません。お客様が、生身の人間であるために「気分」という,きわめて曖昧な基準が含まれるからだと思います。


高い評価をしていただいたお客様は、とても気持ちよく調製させていただいた方で、単にすげの善し悪しだけではないような気がします。


「すげ」のポイントは、しっかり留めること。…と、とことん調整すること。それでも、履き方・歩き方で、変化します。そのときは、また、とことん調整して、しっかり留める…ということになります。